会計士が監査法人で働いてみるメリット
別に監査法人で働かなければならないというわけではないので、試験に合格してすぐに一般事業会社で働くとか、税理士法人やコンサル会社っていうのも全然あり。
でもやっぱり、会計士として働くなら、監査法人で一度は働いたほうがいいんじゃないというのが個人的意見です。
監査法人で働くってメリット盛沢山ってことで、4つのメリットを紹介しよう。
メリット① 監査法人は会計士がいっぱい
あたりまえだけど、働いている人の多くが会計士!!
前職経験がある人もいれば、学生から即会計士もたくさん。
そんな中で、お互い切磋琢磨して、会計士としての経験を積むことができる。
情報を共有しながらなので、成長速度は通常の2倍3倍にもなるよ。
メリット② いろんな会社の情報をただで見れる
これは非常に大きい。
決算資料を監査するにあたり、決算作成資料はひととおり入手するし、取締役会の議事録なんかも閲覧できるし、社長とディスカッションをする中で社長の考えも知れる。
もちろん守秘義務があるので、見せてもらうことが可能というわけです。
社外流出厳禁!知り合いにしゃべるとかも絶対出来ないよ!!
メリット③個々人がプロフェッショナルという意識
みんな会計士なので、非常に意識高い。
成長意欲が高く、出世欲も高い。
個々人がプロフェッショナルとはいっても、監査法人に入所してすぐに仕事ができるかというとそんなことはないので、しっかりとOJT制度だったり、研修の制度は充実している。
先輩に教わりながら、知識・経験を蓄えることで真のプロフェッショナルになっていく。
メリット④ めちゃめちゃ給料もらえる
公認会計士を目指す人が少なくなってるみたいだから、今がチャンス!
昔のように夜中まで働くことはないし、それなのに給料が高い。
具体的な数字は言えないけど、確実に周りの同級生よりもらえる。
やっぱり3大難関国家資格の一つですから、それぐらいもらわないとね。
会計士になって監査法人で働いてみたいと思った方はTACか大原へ!
どの監査法人がよいかはまた別の機会にご説明ということで。
また来週~。
棚卸立会の留意点とは
どーも!
自称superCPA、実態はそのへんの普通の公認会計士です。
3月決算の会社であれば、もうそろそろ棚卸立会ですねー。
3月末基準日で実施する会社もあれば、2月末基準日で実施する会社も結構あります。
私の経験では、2月末基準日の会社のほうが多いです。
棚卸差異の調整にけっこう時間がかかる…
棚卸立会の目的
監査基準委員会報告書501で以下の通り、棚卸立会の目的は記載されています。
① 実地棚卸結果を記録し管理するための経営者による指示と手続を評価すること
② 実施されている棚卸手続を観察すること
③ 棚卸資産を実査すること
④ テスト・カウントを実施すること
上記①~④に加えて、大事なのが、「最終的な在庫記録が実際の実地棚卸結果を正確に反映しているかどうかを判断すること」です。これは、棚卸実施後の手続です。
それでは、具体的にどんなことをすればいいのかといいますと、
まずは会社に訪問。
普段行かない初めての工場だったり、店舗だったりするので迷わないように。
着いたら簡単に自己紹介、ご挨拶をして、棚卸の流れをヒアリング。
見取り図をもらい、棚卸の範囲、対象外資産の保管場所等を確認する。
また、入出庫が止まっているか、棚卸のやりかた(2人一組で実施するか、リストの出力方法、リストに数量が書かれてあるか、現物を網羅的にカウントできるか)も確認。
その後、棚卸に同行。
棚卸立会のメインは会社の棚卸がちゃんとできているかを評価すること!
テストカウントだけしてくればいいからと言われたりしますが、本当のメインはこっち!!!
なので、たまにテストカウントをはさみつつも、基本は気になったことをどんどんヒアリングしちゃいましょう。
未開封の袋を開けるか、全部の箱をちゃんと開けて確認してるか(1つ目の箱に4つだったから残りの箱もたぶん4つみたいなあいまいなカウントをしていないか)などなど。
あとは、ロケーション全体を散策しましょう。
棚卸資産っぽいものが簿外になっていないか、棚卸資産っぽい固定資産と区分が適切にされているか、雨ざらしになっているものがないかなどなど。
棚卸が完了したら、もれなく対象資産が棚卸されたかを確認して棚卸立会は終了。
工場とかだと、最後に講評会を実施します。
会社の現場の上長や、監査役、内部監査室、経理の方の講評とともに、監査法人からの講評も求められますので、しっかりと気づいたことをお伝えしましょう。
会社によっては10人、20人集まっての会になるので、何かしら講評ネタを立会中に仕入れる必要があります。これが難しい…
鉄板は、事前に滞留在庫を指定しておいて、実際に現場で確認。それを講評する。
これなら、最低1個は確保できます。
あとよくあるのは、モノが多くて通路に保管されているとか、複数のロケーションに同じものが分散されて保管されているとか、会社の棚卸マニュアルと異なるやり方をしているとか。
逆に整理整頓されていてよかったとかのプラス面のコメントも全然問題ありません。
プラスもマイナスも両方お伝えできるのが一番いいと思います。
公認会計士になるには?
公認会計士になるには?
どーも!superCPAです!
学歴や、司法試験のような法科大学院みたいなものに通う必要は全くありません。
なので、大学在学中に試験に通ってしまえば、卒業と同時に働けます。
22歳から夢の会計士生活がスタートできちゃうんです。
ここが弁護士や医師と違うところです。
弁護士や医師になろうと思うと、最低でも24歳からしか働けないんじゃないかな。
やっぱ早く働いて、稼いで、遊びたいじゃん。
働き出すと学生時代に戻りたいなって思うけど、学生時代は一刻も早く社会に出て働きたかったなー。
もちろんバイトはいろいろしてたけど、バイトはいつでも辞められるし、責任感が違うよね。
まぁそうはいっても今のSNSに乗ってるようなことはしてないけど。
会計士試験って、ちょっと勉強すればだれでも受かるような試験だけど、そのちょっとが1年とか2年なので。
それなりに勉強しないとだめです・・・
でも目指して損はないです!
すでに社会人の方も!まだ学生の方も!
ぜひTACのパンフレットを手に取ってみませんか?
(私はTAC派。TACがんばれ~)
サラリーマンでも節税できた!(ふるさと納税編)
サラリーマンでも節税できるんです!
意外と知らない人多いんですよね~。というか知ってるけど、なんか面倒くさそうだからやってないって人のほうが多い。
節税しないとめちゃめちゃ損ですよ~。
というわけで今回は、節税の中で一番簡単なふるさと納税。
手間がかからず、必ず得する制度なので使わないのは損、損!!!
必ずっていうと、ほんとに?ってなっちゃうんですが、本当です!
ふるさと納税って何?
そもそも「ふるさと納税」とは、あなたが応援したいと思う自治体に寄付ができる仕組みです。寄付をすることで、地域貢献につながるだけではなく、地域の特産品・名産品がお礼の品として貰えるため、数年前から非常に多くの方が利用しています。
さらに、寄付をした金額は税金から還付・控除されるんです!
ふるさと納税のメリット
確定申告を行うと、寄付した金額が所得税・住民税から控除されます。自己負担は2,000円。
どういうことかといいますと、
たとえば50,000円寄付したら、お米やお肉やフルーツをだいたい15,000円分ぐらいもらえちゃいます。それに加えて、所得税・住民税が48,000円安くなっちゃうという仕組みなんです。
言い換えると、50,000円寄付したら税金が48,000円安くなって(2,000円だけは自己負担あり)、15,000円分の好きなものがもらえちゃうという素晴らしい制度。
これが節税です!
ふるさと納税の注意点
ただし注意点が2つあります。
それは、①寄付金額の上限と②確定申告
①寄付金額の上限
ふるさと納税を行う上で忘れてはいけないのが、控除上限額です。
ふるさと納税の寄付金控除が最大限に適用される寄付金の控除上限額は年収や家族構成などによって異なるので、自分の控除上限額がいくらなのかを事前に確認しておく必要があります。
控除上限額はリンクのシミュレーションで簡単に確認できます。おおむね所得の見込額で計算しておいて、12月末ごろに源泉徴収票を受け取ったら微調整を加える感じですね。12月末は駆け込みふるさと納税になっちゃいます。
②確定申告
ふるさと納税の寄付金控除を受けるためには、確定申告を行うかふるさと納税ワンストップ特例制度の申請をする必要があります。
確定申告の場合は、年に1度税務署で確定申告書類を寄付先の地方自治体が発行する寄付金受領証明書と一緒に提出します。年末調整済みの給与所得者でふるさと納税以外に申告するものがない方が確定申告を行った場合は、所得税は還付され、翌年の住民税から税額控除されます。
ふるさと納税ワンストップ特例制度という制度もありますが、確定申告よりややこしいので、確定申告しちゃったほうが簡単です。
確定申告の方法は以下3つから選ぶことができます。
公認会計士(CPA)のお仕事
公認会計士のお仕事とは?
どーも!superCPAです。
公認会計士って名前は聞いたことあるけど、実際何してるかってほとんど知らないんですよね。正直、認知度超低い資格。
その割にめちゃ給料高いのでお得なんですが。
公認会計士試験に合格すると、一般的には監査法人に入って、監査をします。
1年の中で、繁忙期とそうでない時期が結構明確にあって、4月は非常に忙しいです。
まじで。
数年前であれば、深夜まで働くのは当たり前で、朝まで仕事するなんてのもまあよくある話でしたが、最近はそんなこと全くありません。
所詮会計士も監査法人勤務であればサラリーマンですので、ちゃんと労働時間管理されますよー。
最近の働き方改革の影響です。
深夜まで仕事することはないんです!
毎日定時に帰宅できるかというとそんなことはないですが。
その分、それなりの給料もらえますし。弁護士とかより簡単になれるので。
みなさんぜひ会計士目指してみませんか?
superCPA 自己紹介!
自己紹介!
どーも!superCPAです。
CPAとは、Certified Public Accountantの略で、日本語で言う「公認会計士」です。
公認会計士として監査法人で働いて約8年。30歳にもなりましたので、仕事(会計監査)もこなれて、空き時間が山のようにあるので、ブログ始めちゃいました。
公認会計士とは、会計の専門家である。各国の制度によってその業務の範囲と比重は異なるが、共通して会計監査(財務諸表監査)を独占業務としている。公認会計士の主な業務である財務諸表監査は、財務情報が適正に表示されているかどうかについて、独立した立場から意見を表明するものである。
こんな感じであり、要するに、上場会社等の大きな会社は財務諸表というものを開示する義務があり、それをチェックして適正ですよというお仕事ですね。
次回はもう少し会計士のお仕事に触れたいと思います。
目指せブロガー!そもそもブログって?
みなさんはじめまして。
おはようございます。こんにちわ。こんばんわ。
ブログをはじめてみました。
superCPAです。
ブログって何すればいいんだろう・・・
何を書こうかと考え中ですが、
ブロガーになるなら、不動産・株式投資関連かな~。
もしくは、会計監査や財務諸表の読み方についてかな。
まずは記事をどんどんドンドン書いていきます!